BtoBプラットフォーム利用企業数<10分更新> 325,679社・723,943事業所・1,059,112

2018年度流通金額:8兆497億

Info Mart Corporation 株式会社インフォマート

ニュースリリース

〔農経新聞〕2012年9月3日(月)発行 4面
業務用メニュー低価格で きめ細かなニーズもフォロー インフォライズ

 食の外部化の進展で、外食や給食、惣菜関連の企業が他社との差別化にしのぎを削る中、卸やメーカー各社が食材を売り込む際の「メニュー提案」はもはや当たり前となっている。しかし業務用では、栄養価やトレンドといった消費者が求める付加価値に加え、コストや作業性などへの配慮も求められ、中小企業においては人材、費用、ノウハウともに不足しているのが現状だろう。こうしたきめ細かなメニュー開発を低価格で提供するのが、食品業界のBtoBプラットフォーム「フーズインフォマート」を展開するインフォマート(村上勝照社長、東京都港区)の子会社で、2010年に設立したインフォライズ(大島誓二郎社長、東京都港区)だ。料理人、フードコーディネーター、管理栄養士、パティシエ、野菜ソムリエなどの食のスペシャリストが関わり、各業種が望むニーズに対応する。

インフォライズでは、食品メーカーの商品情報や販売促進に役立つレシピ情報などをデータベース化し、食品卸や外食、小売などの企業に提供する「販促支援システム」を展開。商品情報の流れを築く事で、業界全体の業務効率化が図れる仕組みだ。クラウド型サービスのため、導入企業の大きな投資は必要なく、月額料金が安価なことから現在、メーカー約80社、食品卸約160社、小売などのエンドユーザー約450社が利用している。

 メニュー開発は、新たなサービスとして先月からスタート。その背景は、「これまでメーカーは自社でメニュー開発をして食品卸に情報提供をしてきた。しかし今は両者とも人手が足りず、中小では予算も少ない。一方、外食などの川下はネタ切れ状態で、外部からの提案を待ち望んでいる」(大島社長)ことにある。

 メーカーだけでなく食品卸、外食、給食、惣菜ベンダーなどを対象とし、各業種に合わせての提案が可能。もちろん青果関連業者も活用できる。例えば「独自ブランドの野菜○○」を売り込みたい場合、「某有名社員食堂の人気メニューのようなテイストを入れ、店頭価格××円以下で」「流行の塩麹を使用したメニュー」「女性を意識したヘルシーメニュー」といった相談もできる。また、レストラン向けのメニューと量販店の総菜ではコストや調理時間・手間・バックヤードの設備の制限などといった面でニーズが異なることがあるが、こうした対応も可能だ。さらに、業務用メニューの開発では、使用する食材の歩留まりまで考慮したコストや栄養成分の提示なども望まれる。青果関連業者がメニュー提案をした場合、自社の取扱い以外の生鮮食品や調味料といった他の食材の原価までを落とし込むことは難しいが、同サービスでは市場価格をリサーチして算出する。メニューのフォーマットはエクセルソフトを使用しており、価格や容量などのデータの再入力が可能で、相場変動する食品でも対応できる。

 オーダーから納品の流れは、@申込後、実際の注文数より多めに概要のみのメニュー(概要レシピ)を作成Aメニュー選定Bメニュー作成・仮納品C内容確認の後、最終納品―となり、期間は約1か月。料金は初回利用の場合1〜5メニューで1メニューにつき1万4000円(12月末までのキャンペーン価格)、2回目以降は1メニューにつき2万円。メニュー開発のアウトソーシングの相場は1メニュー約3万円といい、同社では低価格で提供する。大島社長は「必要なときにオーダーすれば良く、専任スタッフを置く必要がないため固定費がかからない。中小企業にこそ活用して欲しい」としている。

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